2023.05.08
COP27およびCOP15からG7広島サミットへ
地球規模で生じている気候変動、環境、生物多様性と人間の健康に関する課題解決に向けた新しいパートナーシップ~長崎グローバル専門家会合~
長崎大学は、2023年5月12日(金)15:00~18:00、文教キャンパス文教スカイホールに於いて、日本医療政策機構と連携し、プラネタリーヘルス、特に気候変動と人間の健康に焦点を当てたシンポジウムを開催します。
プラネタリーヘルスの枠組みを踏まえ、気候変動・生物多様性の減少などを含む地球環境と人間の健康の結びつきについて、COP27やCOP15における議論を国内外の専門家から共有していただき、専門家のみならず、一般市民、企業関係者等を含めその問題意識の共有や理解の促進を図ります。
プラネタリーヘルスを推進する世界の第一人者が集まり議論を繰り広げる、このまたとない機会に、ぜひ、多くの方の参加をお待ちしています。
参加申し込みはこちら
https://us06web.zoom.us/webinar/register/1216798248944/WN_l4nB5kDzSTKkk4mSu6l_jQ#/registration
【プログラム】(予定 敬称略・順不同)
14:45 開場
15:00-15:05 開会の辞
黒川 清(日本医療政策機構 代表理事)
15:05-15:25 基調講演1
気候変動対策において健康を主流化するための新たなパートナーシップづくり
Alan Dangour(ウェルカム・トラスト 気候と健康担当ディレクター)
15:25-15:30 ビデオメッセージ1
持続可能な市場のためのイニシアティブ(SMI)の取り組み
Pam Cheng(アストラゼネカ社 グローバルオペレーション&IT担当 エグゼクティブバイスプレジデント兼チーフサステナビリティオフィサー)
15:30-16:25 パネルディスカッション1
現代の喫緊の健康課題を解決するために、国際社会は気候変動にどのように対処すべきなのか
パネリスト
Alan Dangour(ウェルカム・トラスト 気候と健康担当ディレクター)
橋爪 真弘(東京大学大学院医学系研究科 国際保健学専攻 国際保健政策学分野 教授)
南齋 規介(国立環境研究所 国際資源持続性研究室 室長)
Maria Neira(世界保健機関(WHO) 環境・気候変動・健康局 ディレクター)
Juliette White CBE(アストラゼネカ社 グローバルSHE&サステナビリティ担当 バイスプレジデント)
モデレーター:菅原 丈二(日本医療政策機構 副事務局長)
16:30-16:50 基調講演2
プラネタリーヘルスに貢献する学問領域を超えた取り組み
河野 茂(長崎大学 学長)
16:50-16:55 ビデオメッセージ2
生物多様性・環境汚染分野における取り組み
武内 和彦(公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES) 理事長)
16:55-17:50 パネルディスカッション2
プラネタリーヘルス 包括的な視点で日本社会が取るべき対策
パネリスト
河野 茂(長崎大学 学長)
春日 文子(フューチャー・アース 国際本部事務局日本ハブ事務局長)
原口 真(MS&ADインターリスク総研 フェロー/MS&ADインシュアランスグループホールディングス TNFD専任SVP)
Tony Capon(モナッシュ大学 持続可能な開発研究所 教授)
山野 博哉(国立環境研究所 生物多様性領域 領域長)
吉富 萌子(厚生労働省 国際課国際保健・協力室 専門官/医薬・生活衛生局水道課 課長補佐/新型コロナウイルス感染症対策本部 国際班)
モデレーター:渡辺 知保(長崎大学 プラネタリーヘルス学環長/熱帯医学・グローバルヘルス研究科 教授)
17:55-18:00 閉会の辞
秋野 公造(参議院議員/財務副大臣)